Before
私たち日本知育玩具協会が提供するエビデンスに支えられた絵本とおもちゃの与え方のメソッドを学ぶベビートイ・インストラクター養成講座、キッズトイ・インストラクター養成、知育玩具インストラクター養成講座は、評価が年々高まってきていました。
とはいえ、特に私たちが大切にしているものは「アナログ」な絵本やおもちゃでの体験、「リアル」な親子の触れ合いですから、オンラインでの講座開講など、夢にも考えてはいませんでした。
しかしコロナ禍の広がりによって全講座の中止が余儀なくされ認定講師の活動が停止し、講座と活動を見直す機会を与えられました。「おうち生活」の中で絵本とおもちゃの正しい与え方が見直され、ますます高まる、全国からの学びたいという声に「オンラインでしか開講できない」状況に立たされたのです。
ところがリアルでの講座開講、コミュニティ運営のノウハウが、オンライン化には役に立たなかったのです。

After
多くの認定講師が活動で収入を得ており、コロナの影響で完全に無収入に陥りかねない中、待ったなしのオンライン化でした。協会設立の際にご指導をいただいた前田先生、大沢先生が今回、オンライン化の指導をしてくださると伺い、すぐに申し込ませていただきました。
幣協会のオンライン化は、養成講座オンライン化委員会が立ち上がり、委員会形式で進めています。
この講座は、すべてが実践につながる学びだったため、「学んだことを委員会に持ち帰り、即実践」の日々でした。差し迫った状況の中、3か月間で全講座オンライン化での講座開講に結びつけられたのは、この講座のおかげです。
その結果今では、従来講座を開講していなかった地域から、続々と新規受講の申し込みをいただいています。その中には講師希望者も多く、近い将来多くの地域に新しい講師が育つことでしょう。
この講座のおかげで、私たちは次のステージに向かうことができました。ありがとうございました。